徳島博物館めぐり(二箇所だけ)

2008年12月14日(日)

ガソリン(ハイオク)が1リットル120円程度まで下がったことから出かけることにした。
徳島県立博物館正門の写真
本当は1泊2日したかったが雑多の理由から日帰りで徳島県の博物館まで行くことにした。
昨年の11月にも徳島県に来ているが、「徳島県に行こう!」と思っていたわけではない。
向かって左が美術館、右が博物館(と、もう一つの何か)である。
徳島県立博物館恐竜の化石
総合博物館ではお約束の恐竜の骨格見本だ。
博物館の近くの無料駐車場は、ほぼ満車状態だった。しかし博物館や美術館にほとんど人はいなかった。建物は別だが図書館もあるのでそちらに用のある人が多かったのだろうか。
徳島県立博物館ナウマンゾウの化石
右はナウマン象だ。
目がモノアイになっている。実物もそうだったならちょっと怖い(そんな訳がないことは承知している)。
徳島県立博物館人形浄瑠璃のヘッド部分の写真
人形浄瑠璃のヘッド部分。
人形師に関してはこちらが参考になるだろう。
作者-天狗久氏のヘッドが多く展示されていたような気がする。ここの写真をみると顔が怖い・・・。
徳島県立博物館四国遍路の説明板
「お遍路さん」が何をしている人たちなのかはなんとなく知っていたが、そもそも遍路が何なのかは、この説明を見て初めて知った。
徳島県立博物館徳島県の歴史年表の写真
地元の人なら小学校で習うような内容だろう。
私も生まれ育った札幌の歴史を小学校でならった覚えがある。しかし小学生にして地元の歴史に興味を持つというほどの神童ではなかったので内容のほとんどを覚えていない。
小学生の頃には過去といえるほどの経験がないので、歴史という概念の必要性をほとんど認識していなかったはずだ。
歴史は社会人になってようやくその価値が分かり始める事のような気がしてならない。
日和佐うみがめ博物館カレッタ正門の写真
県立博物館の次は動物園に行こうと思っていた。四国最大の動物園とのことである。
そして休日の動物園といえば家族連れのメッカである。
お独り様には許されない領域である。どうしたものか思案していたところ博物館で徳島県内の博物館等の一覧を記したパンフレットを見つけたのである。 徳島県立博物館からの距離と展示内容を慎重に吟味した結果「日和佐(ひわさ)うみがめ博物館カレッタ」を見学することに決めた。
日和佐うみがめ博物館カレッタ館内の写真
入館してまず目につくのがこれだ。
最初は、ここにはこういった複製標本しか展示していないのかなどと少し落胆していたが、その心配は無用だった。
博物館名の「カレッタ」はアカウミガメの学名「カレッタ・カレッタ」から取ったとのことである。
そういえばゴリラも「ゴリラ・ゴリラ」だったような…。
日和佐うみがめ博物館カレッタ屋外水槽のウミガメの写真
屋外水槽には1mを超えるアカウミガメも飼育されている。40歳を超えているそうである。
ここに来て30分ほどした頃に餌付け体験が出来る旨の館内放送が流れたので、どんなものか見に行った。
人が餌付けしているのを眺めているつもりだったが、受付にいた女性がキャベツの入った容器を私に渡してくれたので、私も餌付け体験をすることができた。
キャベツを水面に入れると、すーっと近づいてきて、がぶっと食べる。どうやら食べ物かどうかお構いなく水面にあるものを食べてしまうようだ。カメには悪いがなんというか・・・、ちょっとおばかさんなのがわかるのである。
日和佐うみがめ博物館カレッタ館内水槽のウミガメの写真
甲羅の色からアカウミガメと命名されたらしいが、どうみても茶色だ。
「あか」と入力して変換キーを押すと「銅」も候補として表示された。「銅色(あかがねいろ)」という単語もあるようなので、「赤」ではなく「銅」の色からとられたのだろう。
ちなみに人間以外の動物を写すときはフラッシュを発光させていないので、このサイトを見ていて気になった人がいるなら安心してほしい。
日和佐うみがめ博物館カレッタ館内水槽のウミガメの写真
年齢別に水槽が分かれていて写っていないが両隣にも2つほど水槽が並んでいる。
どの水槽でも元気に泳ぎ回っていた。
日和佐うみがめ博物館カレッタ館内水槽のウミガメの写真
真ん中のカメはやたらと元気がよく、水を掻きつつ左のカメの頭を殴っていて?、殴られたカメは怒ったらしくその手に噛み付いていた。
強くかじったわけではないらしく、かじられたカメは特に気にもしていないようであった。
元気よくパタパタしている姿は、なんともいえず和むものだ。
日和佐うみがめ博物館カレッタ館内から正面の大浜海岸を見た写真
夏はこの砂浜にアカウミガメが産卵しに来るそうである。
ごみが少ない綺麗な砂浜だ。
話は変わるが、受付の女性は髪の毛が茶髪すぎてヤンキー化?している感もあるが好みのタイプだったりもする(ヤンキーは好みではない)。
最後になるが、ここは元気の良いカメをじっくり見られるお勧めの施設だ。
高画素版はここから